昨日戦前の治安維持法下、共産党員として弾圧を受け亡くなった伊藤千代子を描いた映画 わが青春つきるとも をみた。今ちょうどテレビでアナキスト伊藤野枝の風よあらしよを放映しているが、天皇制は家父長制で成り立っていたため、物言う女性への偏見や弾圧は2重に過酷になったのをしみじみ感じました。
「アカ」には何しても許されるみたいな空気、「共産党はこわい」のレッテルが戦争するには不可欠だったわけです。最初は共産党、次にアナキスト、宗教者、文化人と広がった弾圧でもの言えぬ社会ができてはじめて戦争ができる。今の日本は分岐にいると思います。