霧が晴れるような気分で読み終えた。
地元の行事に顔を出し、宴会に参加し、地元の議員を強調する。女性議員がことさらいじめの対象になる。女性からも批判される。
家父長制と密接に結びつきながら、女性の無償ケア労働の上にあぐらをかいた男性政治。ガラスの下駄を履いている事に気がつかない男たちの「女に下駄を履かせるな」論。
男性的な望ましいリーダー像とちがうリーダーが女性からたくさん出ることが、リーダー像をかえていくんだろう。
政党も同じ。党首を女性にしても、旧態以前のリーダー像を期待していたらだめなんだと私は思う。強い言葉を使う必要なんかない。
不思議な格好で踊って歌う岸本聡子に新しいリーダー像感じたのはこんな理由か、と納得したのです。
実効制のあるクオーター制に賛成です。
 
本、テキストの画像のようです