高額療養費限度額値上げ中止を求める請願審査で、西洋医学に頼らず病気にならないように、との議員発言があった。
私は40才でリウマチを発症して以来四半世紀治らない病気に向き合っている。出たばかりの新薬で取りあえず、関節変形がとまり、夜も眠れない痛みも和らいで普通の生活ができるようになった。一時期飲んだ副作用の心配なステロイドも切ることができた。この新薬の点滴はその当時保険適用でも1回7万以上して、定期崩して治療費にあてた。
この新薬出る前に発症した同級生は変形が進んで仕事をやめている。
今もアレルギー出ては薬を変えながら、普通に生活するために高い注射をし続けている。ジェネリックも出て月2万くらいになったものの、経済的にこの治療できないで痛みを薬で押さえる選択している人もいる。
医療制度は命のセイフティーネットであるべき。公的責任で、被保険者任せにせず支えてほしい。
今回国がねらい撃ちしたのは、がん治療など高額医療を長期に受けざるをえない人たち。
高額な治療をやめろ、がんにならない生活しなかった自分の責任みたいに言ってるようで、ひどく腹立たしかった。