掛川市こども計画の策定
国のこども基本法に基づき、市としてのこども計画策定が進められています。委託予算もつけアンケート調査も実施しての計画です。
アンケート結果より抜粋〈保護者回答〉
◎希望通り学校に進めないと思う人の理由
・経済的余裕がない 48.6%
◎理想より子どもの数が少ない理由
・子育て費用が大変 80.8%
・仕事との両立がむずかしい 60.2%
◎家計において負担を感じるもの
・食費 50.8%
・税金 44.3%
・学校以外の教育費 35%
◎子どもにとってあるといい支援
・生活や就学の補助 79.5%
◎最も必要な支援は
・経済的支援 46.3%
・学ぶ機会・体験の提供 19.5%
アンケートの切実な声をどう取り上げるかが問われています。こどもの居場所づくり、施設のバリアフリー化、相談窓口の拡充など案が強調していることも無論重要ですが、まずもって多くの声が寄せられている「子育ての経済的負担の軽減」「ふつうに働きながら子育て出来る環境の整備」に正面から取り組むことが先決です。持ちたい子どもの数と現実の子どもの数の乖離がなくならず、非婚化・晩婚化も加速している理由を分析して対策を取るべきです。
大人の責任でこどもの夢と権利を守るための計画にしたいです。
保育施設の利用定員変更
少子化と共働きが当たり前になる中、幼稚園定員が減ります。
ところが需要が多く待機者を出す3才未満児の保育定員を増やすことができていません。ほとんどが民営化されてしまった保育施設。保育士の確保もままならない中で経営を圧迫する1・2歳児の拡充が遅れます。
掛川市「下水道ビジョン」
10年間で汚水処理の単独槽を、下水道や合併槽に切り替えていく計画です。下水道区域の見直しも行ないます。ウオーターPPPの導入(民営化)、下水道使用料の値上げも経営戦略見直しには含まれています。税金で市が行なう公共サービスとしての責任を持った対応は譲れません。