日本共産党掛川市議会議員 勝川しほこ

全員協議会(2020/11/10)

保育施設の整備概要

 共働きが普通になる中、幼稚園から保育園への流れはかわらず、3才以上だけでなく2才児までの保育園就園率も上がっています。

来年4月に認可保育園が増設(90人定員)幼稚園のこども園化での保育定員増、小規模保育園の増設(18×2)があっても来年4月の待機児童ゼロは達成が難しいかもしれません。

次年度整備として千羽に認可保育園の建設が決まったことは待機児童解消に大きな前進です。

学校の少人数学級にむけて国が動き出しています。幼稚園で35人、保育園が30人という規模は学校同様に余りに大きく、世界でまれにみる大規模学級です。施設整備を進める際にこの学級規模を小さくできるような配慮がされることも必要でしょう。

「子どもは家庭で、3才未満は小規模保育で、後は幼稚園の預かり保育や企業主導型保育で」という行政責任を曖昧にした市の保育政策のツケが今の待機児童です。

しっかりとした認可園整備で待機児童のない子育てしやすい掛川を望みます。

◎保育施設整備計画の内容◎

 令和3年(2021年)4月開園

◉智光こども園(仁藤町)

 定員210人中75人分が保育

 (0~2才30人・3~5才45人)

◉モコ掛川保育園(宮脇)

 定員90人

(0~2才36人・3~5才54人)

◉トットハウス掛川やよい町(弥生町) 定員18名(0~2才18名)

◉保育所きぼう掛川上西郷園(上西郷) 定員18名(0~2才18名)

【幼保園から認定こども園へ移行】

◉よこすかぬく森こども園(横須賀)

 定員230人中155人分が保育

 (0~2才+49人・3~5才+16人)

【定員の内訳変更】

◉掛川あそび保育園(岡津)

 (0~2才+15人・3~5才-15人)

令和4年(2022年)4月開園予定

◉(仮)千羽保育園(千羽)

 定員120人

 (0~2才33人・3~5才87人)

【幼保園から認定こども園へ移行】

◉おおぶちそよ風こども園(大淵)

 定員150人中90人分が保育

 (0~2才-19人・3~5才-11人)

令和5年(2023年)4月開園予定

【幼保園から認定こども園へ移行】

◉きとうこども園(城東)

 定員250人中182人分が保育

 (0~2才+47人・3~5才+45人)

 

人事院勧告に基づく給与改定

 今年の人事院勧告で国家公務員の給与改定が決まり、これに準じて、市の職員、特別職の給与改定が提案されました。

職員は月給はそのまま、期末手当が0.05ヶ月(1人当り平均18189円)の減給提案です。特別職は人勧の数字を考える必要はなく、議員報酬は20%カットした6月と同様の減額していいのでは、と私は考えます。

しかし職員は6月補正で、管理職手当の減給を大きく行なっていて、二重の減額になります。

雇用環境悪化の中で「公務員は恵まれている、もっと減らせ」という方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。

給与が下がれば消費が落ち込み景気は悪くなります。維持できるところで賃金を下げない事は、景気を悪化させないためにも必要だと思います。

議会報告

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