日本共産党掛川市議会議員 勝川しほこ

全員協議会(2025/1/17)

来年度からの市の組織変更

人事・総務部、財務部、生涯学習まちづくり部、くらし環境部、経営企画部と、再編や新設、名称変更などが計画されています。
職員数が増やせない中で、市役所は15部2支所43課7室131係で膨大な業務を担っていきます。
諸外国と比べて住民1人あたりの公務員数が極端に少ない日本。横連携も含め市民サービスの充実できる体制づくりが大切です。

公共施設再配置計画

1ヶ月ほどのパブリックコメント期間があります。是非ご覧下さい。施設の25%削減を44年間で順次行なう計画です。人口減少の中で地域を維持し、みんなが幸せに生き続けることができるか。
学校の統廃合・再編も前提で、避難所はどうなるのか、老人ホームや市営住宅などセイフティネットは大丈夫か、地域格差が広がらないかなど疑問も多数あります。

南部の公民館の廃止や移転

佐束公民館は元幼稚園への移転(現公民館は取り壊し)、千浜西公民館は地元譲渡、国浜公民館は取り壊します。

指定管理者選定の基本方針

児童館と老人福祉センターの一括委託、森林果樹公園、駅前の駐車場など民間委託を続ける方針です。共産党は公の役割が大きく儲けを生むことが難しい事業を安易に民間に任せることには反対しています。

交通DXの進め方

来年度は収支が悪い桜木線についてデマンド型交通導入の実証実験を行います。100円バスの走っている中心部を除き、全市域に定時定路線でなく、AIを使い予約先を循環する形で10人乗り程度の車を運行させる考えです。
※デマンド交通とは、予約に応じて運航する地域公共交通のこと

水垂地区の区画整理事業

医療センター東から初馬に抜ける水垂の道路は狭く危険です。市としての都市計画を外し、民間業者による区画整理計画を受け入れ、道路整備を行なう予定です。

簡易水道のソフト統合

5つある北部の簡易水道は人口減少と高齢化で地元管理が難しくなっています。上水道と管路はつながないものの、維持管理を市の水道事業に統合させていきます。

城東学園小中一貫校は東京女子医大跡地に

地元合意により、学校の場所が決定しました。小学校3校は統合でなくなり、中学も移転です。学校がなくなった後をどうしていくのか、新しい学校をどういうものにしていくのかの論議に入ります。今までに比べ小学校学区が中学校と同じで広くなります。通学や地域拠点のありかたなど課題があり、住民が納得いくように解決しなくてはなりません。
合わせて、現原野谷中学への原野谷小中一貫校建設決定を地域に説明したことが報告されました。
市内の学校統廃合・再編は、地元が承認すれば反対できませんが、私は進む方向が疑問です。私たちの選択が将来の掛川をつくります。

議会報告

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