日本共産党掛川市議会議員 勝川しほこ

全員協議会(2020/4/24)

(1)新型コロナウイルスの対策は
・国の特別定額給付金
【国内在住の全ての方々に1人10万円の給付 市内4万5623世帯 11万7383人】
郵便申請とオンライン申請(マイナンバーカードのみ)で銀行口座振り込み
「5月中のできるだけ早くから申請できるように準備を始めた。申請から10日以内をめどの振り込みをめざす」との説明でした。
自民・公明政権が、当初国民の声や野党側の要求も聞かずに一律給付はしない、としたために給付は大きく遅れました。一刻も早く届けてほしいと思います。

・感染症拡大防止協力金
県が4/26~5/6まで出した休業要請からもれてしまう飲食店や小規模旅館などにも市としての休業要請を出し、協力金制度創設。県と市で合わせて30万円の休業補償がされます。
申請は5/11(月)から。
市独自に1000社、県が100社 事業費3億1千万円(うち県1億5千万円)の予算です。

・小規模企業者応援給付金
小規模20万円、個人10万円合わせて1400件1億9429万円を予算計上しました。
申請の受付がすでに始まっています。感染拡大防止協力金と合わせての申請はできません。
1回では・・・ですが、「感染が心配だったけどお金がどうにもならないので開けていたが、これでどうにか店を閉められる。」の声も聞き、緊急に策が打てたことは大いに歓迎します。
今後継続支援が打てるよう次の策を練る必要があります。

・市役所に専用窓口の開設
緊急支援相談コーナー、コールセンターの開設も決まりました。

・0~2歳児の保育園の自粛・臨時休園の保育料減額
【日割り 9月以降】 認可園のみとのことでしたが、「待機児童が出ている以上、認可外にも必要では」と要望しました。

(3)きとうこども園 建設予定地土砂災害警戒区域(イエローゾーン)でいいのでしょうか

市説明で配布された比較表。選定の基準に新たに擁壁を設置すれば建設可能との事で吉岡弥生記念館西側は土砂災害指定の項目が×から△に変更。又新たに「城東中学校周辺」という項目が加わり、総合評価が高かった土方幼稚園北側と逆転し‘予定通り決定’との報告でした。先に出口があってそれに沿うように点数が出る評価法に変えたとしか私には思えません。
お隣の菊川市は市立こども園を浸水想定域である菊川のすぐ横に建設し、心配の声が出ていました。たまたま週末だったため事なきをえていますが、昨年の豪雨で園庭は水につかってしまいました。
子どもたちの施設です。災害が多発する中、安全性への配慮がくどいほどされるべきだと考えます。
公立幼稚園を廃止し民間子ども園化する市の事業です。民間事業所まかせではなく、市の責任で判断してほしいと考えます。

議会報告

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