①来年度の市役所組織の変更提案
◉課の新設 施設の統廃合やDXの推進をどんどん行なえるよう総務部や企画政策部に権限を集めているようにも感じます。
・資産経営課 公共施設マネジメントの推進
・広報・シティプロモーション課 市長政策室から新設 市長政策室と秘書係は企画政策課
・DX推進課 DX推進室とIT政策課の統合
◉交通政策係が協働推進から都市政策に移るなど納得がいかないところも。
◉職員数がマイナス7名という説明でした。専門職が集まらず、3次募集もかけているとのことでしたが、心配です。
②第4次男女共同参画行動計画策定
目指す姿は「性別にかかわりなく、誰もが活き活きと暮らすことができるまち掛川」
「男だ、女だと取り立てていう時代ではない。男女共同参画という言葉がなくなる社会がいい。」と市長や男性議員。
しかしジェンダー平等度は世界120位。女性労働の評価は低く女性が多いケア労働や非正規賃金も上がらない。議員、管理職、自治組織の長などの女性比率は低く、決定のプロセスにそもそも女性が決定的に少ない。
この不公正さ、不平等をまずは解消させるため、必要な施策は計画と目標をもって取組むべきです。
「アンコンシャスバイアス」という言葉をご存じですか。無意識に持っている偏見のことでこれが男女の性役割分担論や男らしさ女らしさ論の正体でもあります。孫におひな様を送ろうとした時、「僕らは女の子はかわいいおひな様、男の子は武者人形というのは違うと思う。そういう子育てはしない」と息子に言われ、はっとしました。どんどん乗り越えている若い世代に期待します。
③22世紀の丘公園たまり~な
ワークショップやアンケートの結果を示し、4年後にプールやお風呂を廃止してリニューアル。公共施設マネジメント計画にもとづいて、次の指定管理を2年に短縮という提案。
22世紀の丘公園は大きな屋外遊具やゆったりと遊べる芝生広場が広がり、休日など親子連れがたくさん遊びに来ています。子育て世帯だけではなく、歩きやすい遊歩道を四季を感じながらウオーキングをする高齢者も多く、シニアクラブの拠点で社協さんの主催する行事も優先的に組まれます。ホールや会議室の利用も多く、バリアフリーで高齢の方でも利用しやすい
水深の浅いプールやお風呂は健康増進のために毎日のように利用しているかたもいます。「公共施設マネジメント」とお風呂やプールは廃止を前提にしていいのか。アンケートは、子育て世代の回答比率が髙く、プール常連者は「なくなると困る」と回答しています。
壊れたボイラーも直すこともせず、「水温低いです」では、水中運動でリハビリの市民の健康を考えているとは思えません。
広がる森を使った環境学習や自然観察会を市民団体と共に行なうとか、高齢者向け健康教室をプールもうまく使って開催するとか、屋内の子育て施設をつくって木育を取り入れるとか、豊かな複合施設をめざし、市役所各部署や市民のアイデアを取り入れ、日時や場所の棲み分けをしながらもっと有効活用できないものでしょうか。