(1)副市長・戦略広報官・DX推進担当の全国公募
デジタル化中心に民間の転職募集サイトを使っての公募です。副市長は条例に基づく特別職。戦略広報官は任期付き一般職。DX推進担当は副業が可能な非常勤の特別職。
任期は来年4月から3年。
鳴り物入りでできた国のデジタル庁は大部分が企業に席を置く非常勤職員。企業との癒着や情報の流出が懸念されています。期限付きでは将来的にも利がなければ応募も難しいと思われるので大丈夫かなという懸念も持っています。
(2)「掛川SDGsプラットフォーム」の創設
SDGs未来都市に選定されている掛川市。SDGsに取組む企業や団体の情報を「見える化」してつながる場をつくる。そんな説明でした。
本来SDGsには2つのコンセプトがあり、①今の社会を持続可能なものに大きく変革させるという宣言であり、②その過程で誰1人取り残さないのだという理念です。
幅広い市民運動や政府や自治体の高い問題意識と施策を前提に企業参加がないと、SDGsがもうけの手段になりうるわけで、持続可能性(サスティナブル)と利潤追求は両立するのか。今私も勉強中です。
(3)PCR検査体制の変更
感染の収まりを受けて、小笠医師会の協力で運営してきたPCR検査センターは10月末一旦閉鎖します。
市内医療機関(18カ所)で検査が受けられます。
また感染拡大が起こったときには医師会と協議の上、再開も検討されます。(市ホームページ参照)
(4)犯罪被害者等支援条例の策定
松本サリン事件やアフガンでの殺害事件などの被害当事者のみなさんからの要望も受け、相談窓口の設置などを盛り込んだ条例案がパブリックコメントにかけられています。
市内傷害事件の半分は家庭内だそうです。虐待やDVなども相談しやすい窓口を希望します。