(1)シティプロモーション推進計画の策定
「あなたの夢、描いたつづきは掛川で」という標語をあちこちで見かけます。掛川の魅力を市民みんなで市内外に発信して、人口減少社会の中でも「選ばれる都市」になっていこうという計画です。特にターゲットは「若者と子育て世代」というのですが、待機児が県下ワースト2で、「仕事をつくったから昼間の人口が夜を上回っている」と分析しているようで、掛川市民が自信を持って市をアピールできるんだろうか、と疑問もわきます。子育て支援の充実した街は若者が増えます。住民の声を聞いている街・政策が要望とマッチしている街は自ずとアピールされて選ばれていくように思います。
(2)中小企業の設備投資に関わる固定資産税特例
国(経済国(経済産業省・中小企業庁)が中小企業向けに生産性向上のための設備投資を後押しする特例を設けました。これを受けて、先端設備等導入の申請をした企業の設備投資に関わる固定資産税を3年間ゼロにする、というものです。税収は減るが将来を見越せばプラスになる、との説明でした。市内業者も手を挙げているそうです。
(3)大坂・土方工業用地造成事業
「掛川市工業用地整備事業特別会計」をつくり、製造業の購入申し込みのある2社用に12㏊の造成を進める、との説明でした。特別会計になるということは、議会の意見も聞くが、リスクは行政が負うことになります。どんな事業なのかもわからず、21億円を特別会計で行なうリスクがどんなことなのかが私にはよくわかりません。今後の説明をしっかり聞いていきたいと思います。