① 第2期地域創生総合戦略(案)
国や県の総合戦略の将来予測では人口減 (掛川市で10万6421人 高齢化率36.8%・2045年)を前提にしています。
対して、掛川市は人口減を食い止めて2040年には現在の12万人に回復させる数値目標を掲げています。
先が読めない時代を先取りして公共施設(学校を含む)の統廃合を進めていたら、後で「こんなはずでは・・・」にならないかが心配です。
市民に恩恵がいく福祉増進の方向を掲げ人口減を食い止めるべきではないでしょうか。
② 地域公共交通
ダイヤの見直し、バス停の見直しの他、自主運行バスの赤字の多い東山線・満水線、粟元線、倉真線、居尻線、桜木線、掛川大須賀線の7路線で原則75才以上の料金を4月から半年無料にする実証実験を行なう提案がされました。
民間路線と利用者の安定している市街地循環線は除外。市内格差はより広がります。
バスは料金以上に利便性の悪さが指摘されています。コミュニティーバスや、デマンドタクシーなどを求める声を踏まえて、全市内の公共交通計画を見直すほうが大事だと思います。
③富士見台霊園整備
ニーズ変化に合わせ一般墓地→合葬式墓地・樹木葬墓地に。
④大坂・土方工業用地造成工事
地盤改良と自然保護のために期間が遅れて事業費も膨らんでいます。
ひとつは興国インテックとの仮契約。もう1区画は交渉中。
オーダーメイド方式という説明自体が崩れているということでは?
⑤掛川市未来の子どもたちのための学園づくり基本計画(案)
・小中一貫教育の推進
・中学校区学園化構想
・多様な教育活動のできる集団規模の確保
・学校の再編整。
今年8月には基本計画ができるのを待たずに原野谷・城東の基本計画策定委員会を立ち上げる予定が示されました。
まだ計画は固まっていない、といって話し合いの内容は公表されていません。教育委員会内で決まった後に、地区説明会でさっと説明して来年度中に固めてしまう。先に結論ありきの強引な持っていき方に思えます。
学校については、自治体によって対応は様々。国のいう通り統廃合を上から推進するところもあれば、学校はなくさず個々の長寿命化を模索する市もあります。
⑥指定金融機関
来年度まで予定通りスルガ銀行です。