◎議会開会にあたっての松井市長の行政報告
・幼稚園と小中学校の教室へのエアコン設置来年６月をめどに。現在「設置推進本部会議」事業費の確保、エアコンの調達、エネルギー源、施行期間や施工業者確保など検討中 （ともかく設置へ動き出したことは大きい前進！）
・「想定しうる最大規模の浸水想定」に対応して、浸水域想定のある２２地区21500世帯へ説明会と浸水想定図の配布を進める。（災害死亡者ゼロに向けて、情報開示は非常に大切です！）
・ため池点検で何らかの問題があるため池が123カ所。（市内223カ所中）緊急対策を要する２つ（入山瀬仏沢池・上西郷西の谷池）については早急に対応（半数のため池に問題がある、ということになります。対応策をねり、地元への周知も必要です。）
・10月から子ども医療費助成制度の拡充 高校生が月4回まで500円/1回に。乳幼児は無料に（多くの皆さんの要望が実現しました！）
･10月から 掛川大須賀線バスが一般利用可に 通学に限っていた便を中東遠行きも新設 中東遠外来受信者は帰りは無料で乗車できる（大須賀地区の要望が実現しました） など
◎《私の一般質問の内容》は
① 再生可能エネルギーの適正な推進をはかるため、地域住民にも納得のいく有効な規制を盛り込んだガイドラインなどの制定を早急に
② 放課後子ども総合プランに基づく掛川市はぐクラブ構想などを見直し、子どもたちの放課後の生活が保障できるための施策展開を
③ 生活困窮者支援は専門職配置を含む窓口のワンストップ化の推進と暖かい制度運用、市民の力に信頼した運動の後押しで
市のHPから見ることができます ⇨ 9/19一般質問
◎議会最終日、昨年度決算の認定（一般会計・国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険・水道及び下水道会計・公共用地取得・駅周辺施設管理）のほか市営住宅・再開発住宅不正入居者への明け渡し等請求事件の提訴についてのなど15議案に反対しました。（他16議案には賛成）
今､格差と貧困が広がる中、税金などを払うことの難しい方も増えています。市は､滞納をなくすための収税を厳しくしています。私は市営住宅などを出て行くようにという訴訟を起こす前に、出て行けないでいる方たちを困窮者支援につなげていくことが先に来るべきだと思いました。脅しのように、氏名まで公開にしていいとは思えません。待機児童をたくさんうんだ民間頼みの保育政策、バス路線のない地域の公共交通政策、企業誘致や減税を行なっているのに伸びない法人税、計画のない地域にかかる都市計画税、駅前再開発の総括、心配の声が多い道路や橋、河川の改修や維持管理、他と比べてもあまりに低い就学援助や生活保護率、高すぎる国保税・介護保険税。私以外オール与党の議会では反対意見をいう人はいません。本当にこれでいいのか？という想いを反対討論で述べました。
